事業企画に必要なマインドの一つでもある「実行力」や「やり抜く力」を解説した本です。非常に参考になりました。
読みやすい本でしたので、ビジネスの世界だけでなく、子ども世代にも読んで欲しい本であると思いました。
「GRIT」で大事だと感じた点
人生で何かを成し遂げられるかは「生まれ持った才能」よりも「情熱」と「粘り強さ」によって決まる可能性が高い
顕著な功績を収めた人たちは皆、粘り強さの鏡のような人だった
大きな成功を収めて人たちは断固たる強い決意がある
自分が何を求めているのかをよく理解し、強烈なビジョンの元で粘り強く努力をする事が大事であると説明しています。
あらゆることへの挑戦。何があってもやり抜く、情熱を捧げたい事は何か。
人生で成功する秘訣の80%は、めげずに顔を出すこと
事業企画に限らずですが、新しい事にチャレンジをした時は、いきなり成功する事は稀だと思います。むしろ失敗の方が多い。失敗でへこたれてしまうか、それとも失敗を今後に活かすのか、この失敗への向き合い方が大事だと思います。
私なんて何回失敗した事か・・・・。よく会社も見放さずにいてくれたものです、ありがたや( ;∀;)
自分が好きなことに打ち込む。好きになるだけではダメ。愛し続けないと。
メガ成功者たちは「この仕事が大好きだ」という。
やり抜く力の方程式に「情熱」がある通り、この情熱を燃やし続けられるほど好きになれる、愛せる仕事に出会うという事が非常に大切と思います。
確固たる目的を抱くようになった人は必ず若い時に目的を持った生き方の手本となる人物(ロールモデル)に出会っている。目的を持った生き方というのが、挫折や困難の連続でいかに大変であるか、それと同時にいかに深く満ち足りたものであるかを若いうちに目の当たりにすると良い 。
このブログでも壁打ちやメンタリングという言葉をよく使いますが、このメンターとも言うべき人物に出会うという要素は非常に大切な事だと思います。
GRIT Scale(グリットスケール)で自分のやり抜く力を測る
簡単なテストを実施し、自分のやり抜く力を測り、向き合ってみるとよいかもしれません。Excelで簡単に計測できるようにしてみました。以下からご自由にダウンロードして試してみて下さい。
アメリカ人の場合はですが、以下のような分布になるそうです。これで算出されるスコアは参考になると思います。私は4.2でした。以下の表と照らしあわせてみると、私の場合は、標本のアメリカ人の75%よりもやり抜く力が強いという見方ができるようです。