新規事業開発人材に求められる適正・スキル

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事業企画人材に求められる適正・スキルの解説 人材ロールモデルと組織戦略
事業企画人材に求められる適正・スキル
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駆け出しプロデューサー
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事業企画を担当するにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?

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事業企画の仕事はその名の通り、新しい事業を企画し、実行する事が求められる職種ですので、企画、開発、コンサル、営業・マーケティングなど多角的なスキルが必要になります。
これらのスキルは勉強する事で習得が可能ですので、当ブログのコンテンツも活用してみて下さい。
事業企画にはこのようなビジネススキル以外にも必要な要素があります。人格というようなパーソナリティや、心構えというようなマインドなど、ビジネススキル以外でも重要な要素があります。
ここではパーソナリティやマインドに着目して解説をしたいと思います。

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新規事業開発に必要なスキル 4つのパーソナリティ・マインド要素

自分自身の経験、世界的に有名なシリアルイノベーターや事業家の言葉などから、事業企画人材に必要なパーソナリティやマインドは4つの要素にまとめられると思います。

  • 熱意・パッション
  • 実行力・やり抜く力
  • 共感力
  • ビジョン・世界観

これらは生まれ育った環境や職場環境での身の置かれ方などで形成されるものですので、ビジネススキルとは異なり教えられたからといってすぐに順応できるものではないと思います。

ただし、こうしたパーソナリティやマインド醸成が一切できないのかといったらそうではないと思います。こうしたパーソナリティやマインドの心構えの重要さを理解し、このような素養の持ち主と行動を共にする、メンタリングをうける、1on1を実施する、などによりこれらの能力は手に入れる事が可能です。

ここでは、4つのパーソナリティ・マインド要素についてそれぞれ解説をしたいと思います。

新規事業開発に必要なスキル ①熱意・パッション

新規事業は未知の領域へのチャレンジですので失敗する事も多く、くじける場面もあると思います。こうした状況下でへこたれてしまうのか、そうした経験をばねに前に向けるかを左右するのは、向き合っている仕事への本気度や高い当事者意識が決め手になると思います。

圧倒的な当事者意識や熱量によって、自分自身の仕事を楽しむ。難易度の高い事業企画を成功させるために、この要素は必須な要素だといえます。

新規事業開発に必要なスキル ②実行力・やり抜く力

どんなに質の良い事業企画を練り上げたとしても実行されなくては意味がありません。実行は戦略には必要不可欠な要素です。従って、描いたものを実際に実行する能力は重要です。実行力がなければ事業企画は高確率で失敗します。

アンジェラ・ダックワースによる「GRIT-やり抜く力」はご存知でしょうか。(書評の記事でも紹介しようと思います。)ここで語られている「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」で形作られると言われていますが、実行するだけでなく、粘り強くやり抜く力は志半ばで挫折をしないためにも極めて重要です。

新規事業開発に必要なスキル ③共感力

事業企画は一人や一社だけでは成し遂げる事は不可能であると思います。新規事業を成功させるためには社内外で自身の思想や活動に共感してくれる仲間と繋がり、巻き込む事でネットワークを構築する事が大切です。少し例えは悪いかもしれませんが、騙しの天才である詐欺師や、時には人を洗脳する事もある宗教家など、ある程度はこうしたダークサイドスキルの要素も共感を得るためには必要なのかもしれません。

PayPalの創業者でシリコンバレーの起業家であるピーター・ティールは著書「Zero to One(ゼロトゥワン)」で、一緒に働く事を興奮して楽しめる仲間と共に働く事の重要性を説いています。

新規事業開発に必要なスキル ④ビジョン・世界観

新規事業を立ち上げる者は、社会的意義の大きいビジョンや世界観を持ち、その前提で事業創出から実行までをストーリーづける必要があります

強烈な熱意がなければこうしたビジョン・世界観は生まれませんし、ビジョン・世界観がなければ実行力ややり抜く力を創出する原動力は生まれません。また高い視座のビジョンや世界観がなければ共感も得られないと思います。
残り3つの要素すべての根っこには、共通してビジョン・世界観が横断的に作用するのだと思います。

事業企画人材には「熱意・パッション」「実行力・やり抜く力」「共感力」「ビジョン・世界観」の4つのパーソナリティ・マインド要素が必須

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